| ■ [ Ｎｏ．２ ] いろいろ準備 |
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オーロラの撮影は2回目になるので、おおよその撮影の感覚は掴めています。今回は9月なので極寒になることはなく、ちょっとした防寒具があれば良く、カメラにも優しい環境です。 ただ、極寒期は防寒着のレンタルがあるのですが、この時期は持参する必要があります。しかも9月の上旬なので日本は残暑まっただ中。着て行くわけにも行かず、荷物の中に入れる必要があるのが難点です。 また、機材の方は極寒対策は不要ですが、結露は心配なのでレンズ用ヒーターとモバイルバッテリーを1セット追加購入しました。 機材体制はほぼ前回のアラスカ遠征の時と同じですが、ボディはD810Aとし、レンズが一本増えました。
今回の遠征用として、新規投入したカメラ系機材にレンズ一本があります。 14mmの超広角でF1.8という明るさ。普段の星景写真撮影にも気になっていたレンズでした。ただ、ニコンの14-24mm f/2.8の広角側と同じ画角になるので、なかなか購入には至らずにいました。 しかしながら、移動の激しいオーロラの微細な構造を捉えるには短時間露出となるので明るいレンズが必須となります。オーロラ遠征を決めた時点で購入に踏み切りました。 オーロラが出ているときには、広角レンズでかつ露出時間は短いので赤道儀は不要ですが、オーロラ待ちの時間には赤道儀があれば星景写真撮影の質が上がるので、持って行きたかったのですが、重量の点で諦めることにしました。  新しく入手したシグマの14mm f/1.8。ニコンの神レンズ14-24mm f/2.8と同様の出目金レンズです。 前玉が大きいので結露には要注意です。 ニコンの方よりも2段近く明るいので、オーロラには最強の武器になります。 その他、短い露出時間でタイムラプス用の素材を得るための長時間の連続撮影に耐えられるように容量の大きな256GBと128GBのSDカード、そして、データのバックアップ用には1TBのポータブルSSDも入手しました。 ・256GBのSDカードは日本向けのものは3万円近くもしてしまうので、リスク覚悟で安価な逆輸入品をチョイス。購入後にチェックしたところ、無事、容量、速度共に大丈夫そうでした。めでたし。 ・前回のオーロラ遠征時に使った500MBのポータブルHDDもダブルバックアップ用に持って行きましたが、SSDの方の書き込みは当たり前ですが爆速でした。 |
