| ２０１９年１２月２６日 部分日食 |
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2019年の1月の部分日食に続いて2度目の部分日食が年末にありました。 関東地方では終了のころに地平線に沈むという条件なので、西の景色の良い場所で捉えようといろいろ検討して伊豆の海岸で迎えようとしていました。 12月の半ばを過ぎ当日の天気予報が次第に見えてくると、どうやら低気圧が南岸を通過する模様。一週間ほど前の時点では楽観視していたのですが、当日が近づき精度が上がってくるとさらにそれが確定的に。 とは言え、日食なので場合によっては雨ベースの天気であっても途中で雲間から見える可能性もあるので、僅かな希望に賭けて前日になって休暇を申請しました。 明けて当日の12/2（木）。もう車で移動可能な距離で晴天の可能性の高い場所など特定出来ない状況になり、自宅で待機することにしました。午前中は雲の間に青空も見える明るい曇り空でしたが、昼には太陽の場所も分からないくらいの曇天になってしまいました。 午後になり、日食開始前に一度奇跡的な晴天が広がりましたが、その後は曇りベースで第一接触（欠け始め）の14時半を少し回った時にようやく、欠けている輪郭を拝むことが出来ました。 ・・・・・・・・その後は、二度と姿を見せてくれることはありませんでした。 |
| 食の始まり | 食の終わり | |
| 最大食分0.39 |
＜欠け始め直後の一瞬の晴れ間＞
待ちに待った影が出来るほどの日差し。雲越しに何とか欠けた姿を見せてくれました。
BORG60ED＋1.4倍テレコン Nikon D500
バーダープラネタリウム製アストロソーラフィルター使用
ISO400、1/20
＜撮影時の雲の様子＞
こんな状況でしたが、神奈川県の若干薄くなった雲の部分を通して奇跡的に撮影できました。
＜日食開始1時間前＞
日食の開始1時間前の13:30頃に信じられない程の青空が広がりました。
ちょっと晴れるのが早過ぎました。
今回の撮影は何と部屋の中に三脚を立ててのこんな様子でした。
次回は2020年6月21日。梅雨時ですが、どうなりますか。
