◆国際宇宙ステーションの太陽面通過　2018/2/12◆

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国際宇宙ステーションは明け方や夕方には光り輝きながら天空を移動していく姿を良く目にすることはありますが、これが昼間の太陽の手前を通り過ぎることもあります。 　2018年2月12日の振替休日、神奈川から東京、千葉にかけて幅8kmの帯の中で太陽面を通過するのが見られるということで、撮影にチャレンジしてみました。 　5年前にも撮影したことがありましたが、あまり満足のいく結果ではなかったので、リベンジもかねてのトライです。

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ISSの軌道は日々更新があるので、最新のデータを参照しつつも、数日前から入念に撮影地選びをgoogleマップ上で行っていました。 　今回のパスは市街地を多く通っているので、望遠鏡を大がかりに設置するためには落ち着いた場所が必要で、なかなかいい場所が見つかりませんでした。 　以下の地図の赤の2本のラインの間で太陽面の通過が見られます。水色のライン上では太陽の中心を通過するところが見られます。でもこれはあくまでも予想であって、今回も若干ずれていたようです。 　最終的には江ノ島のすぐ近くの腰越漁港（青の矢印）でそのときを迎えることにしました。

2018年2月12日 10:51:43　 Exp:1／2500 　　　PENTAX125SDP（800mm　f/6.4) 　　　Nikon D500(ISO100)　4K 24fpsの動画から静止画切り出し後、比較暗合成 　　　バーダーアストロソーラーフィルター使用 　　　　　　　　■天文ガイド2018年5月号入選作品■

《撮影風景》 　　強風のため実際には車をすぐ横に停めて風よけにしていました。 　　後ろに見えるのは江ノ島です。

動画でお楽しみ下さい。